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風力発電Q&A
Q1. 風力発電所は全国にどれだけあるの?
A1. 2017年で2,253基。これだけあっても全国の電力需要の0.6%しか発電量はありません。
Q2. 北海道の風力発電計画の現状は?
A2. 風況の良い北海道は全国の中でも適地だと言われ、2021年現在、53か所、1,340基の

  建設計画があります。
Q3. 電気はそんなに足りないの?
A3. 2018年の北電の販売電力量は227億kWh、ピークだった2007年から97億kWh、30%

  も減っています。電力の安定供給度を表す電力供給予備率も目安とされる3%を大幅に上

  回っています。
Q4. 事業者はどれだけ売り上げがあるの?
A4. 双日株式会社の資料によると発電所の年間発電量は約3億kWh。1kWh当たり18円で北電

  に買い取ってもらえるので年間売上は約54億円。20年の事業期間では約1,080億円です。
Q5. どうしてそんなに儲かるの?
A5. 再生可能エネルギー推進のため国は再エネによる発電に対し通常よりも高い買取価格を

  設定しています。その原資は、私たちが支払う電気料金とともに徴収される「再生可能

  エネルギ一発電促進賦課金」。2019年には平均的な家庭で年間9,288円負担しています。

  総額は年間2兆4000億円で、これを原資として高い買取価格は可能になっています。
Q6. CO2削減のために必要なのでは?
A6. CO2削減は急務ですがそのためにCO2を吸収する森林を大規模に伐採することは本末転

  倒です。世界のエネルギー消費量は1990年から30年間で1.7倍に増大しています。

  見直すべきは発電方法だけではなく、大量生産、大量消費、大量廃棄という、私たちの生

  活の在り方そのものではないでしょうか。
Q7. 小樽と余市へのメリットは?
A7. 事業者が住民説明会であげたメリットは固定資産税と地元雇用の二つだけです。送電網の

  仕組み上、小樽と余市で停電が起きたとしても今事業で作られる電気が地元に優先的に送

  られることはありません。

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